紫堂恭子さんの作品が好きで、デビュー作から読んでてコミックもイラスト集もイメージCDも集めてたくらい好きだったんだけど、途中からぷっつり作品追うことができなくなってて、でも最近また買い集めだして「癒しの葉」という作品は最初の巻だけ買ったままだったのが最近になって文庫化されて売り出してるのを書店で見かけて文庫の1,2巻買いました。
やっぱり紫堂さんの作品、好きだな。生きることの厳しさや辛さ、どうしようもない現実に挫けそうになってしまうけど、人の心のやさしさや強さに触れて生きることの喜びを知り、みたいなものが作品中にあふれてて、そこにほのぼのとしたギャグも盛り込まれてて、それがいいんですよね。
自分の私利私欲だけのために口ではうまいこと言って裏ではしたたかに人を嘲り笑っている醜い人がこの世にはいるんだということも描かれています。その真実を突いていっても変えられない現実もあるけど、変えられることも少しではあるけどあるという希望も描かれていてそこも大好きなところ。
「癒しの葉」をここで紹介しようと思ったのは作品の中に歓楽街で働く「ゲイ」の人が出てくるので。
1巻の7話の最後に出てきて8話では半分メインですね。気になった方は書店で確かめてね。
これはほのぼのとして可愛い♪ 主人公の女の子がパワフル♪♪
でもやっぱりちょっぴり寂しい悲しい物語、でも最後はハッピーエンドで幸せ気分になれます。
これが一番好きな作品かも。紫堂さんのデビュー作の「辺境警備」もすごく愛してやまないけど、映像付きの商品ページが探せなかったよ。