これが
久しぶりのあと-翔とヒカル の実質、続きです。(。・∀・。)ノ
間に
『ヒカル…』というのを入れちゃったけど、こういう形もいいよね、とひとり納得。
私の書く翔くんのSSは翔ヒカがメインだけど、翔櫂もまた書きたいなって思ってます。N・Sにも挑戦しようと思ってたのですが、以前他の人のN・Sを書かれてるのをチラっと見かけて意気消沈…。うーん、もうちょい先になってからまた考えてみます。
とりあえずは翔ヒカですね。
☆ ☆ ☆
「ほらヒカル、俺が流したるから」
「…。」
「そんな警戒せんでもええやん」
「…するわ」
「信用ないんやな、俺」
そんな会話を嬉しそうにしながら翔はヒカルにシャワーでお湯をかけていた。口では嫌がってるふうのヒカルも翔にお湯をかけられるのは嫌でないようで、さっきの行為のあとを翔にかけられるお湯と自分の手で流していた。
☆
「わっ!ちょっ、何するんや、翔!」
「ええやん、ついでに頭も洗ったるわ」
突然ヒカルに頭からお湯を浴びせ、楽しそうに笑う翔。
「もう!そんなん頼んでへんやろ?!」
「頼まれてへんけど、俺がやりたいねん」
「もう…」
「先にしっかりお湯で流しとかなな」
そう言いながら翔は嬉しそうにヒカルの頭にしっかりとお湯をかけ、シャンプーを手に取り充分泡立ててからヒカルの髪をやさしく洗いだした。
「綺麗な髪やな…」
「結構痛んでるで」
「そうか?そうは見えへんで」
「一応手入れはしてるから」
「そっか…」
☆
「ヒカル、泡流すで、目、しっかりつぶっとりや」
「ああっ」
ヒカルについた泡をシャワーで流す翔。頭から身体へと流れ落ちる泡も丁寧に。
「ヒカル…」
「ん、何?」
「いや…」
少し言いよどむ翔。泡の流れ落ちるある一点、シャワーを弾くヒカルのソレに目をそらそうとしてもついつい目が行ってしまう。さっきまで自分の中で感じたソレは起ってはいないが萎えてもおらず、真っ直ぐで綺麗だと翔は思っていた。
「翔!」
「ん?」
「さっきからどこ見てんねん!!ちょっとシャワー貸し!」
「えっ?!わっ、ぷっ!?」
「仕返しや!」
「仕返しって?ヒカ…、うわ、ちょっ…」
ヒカルが翔の手からシャワーを奪い、盛大に翔の顔めがけてシャワーをかけていた。
「ヒカル!!」
「何?さっきからオレばっかりで翔、全然シャワー浴びてへんやん」
「だからって顔にぶっかけることないやんか!」
「ええやん。水も滴るええ男やんか」
「ちょっ、そうやけど…」
「否定せえへんの?すごっ!!」
「もう…」
「ほらっ、全部洗ったるから」
「うん」
今度はヒカルが翔を洗ってやる番だった。
「ほら、じっとしてて」
「そんなされたら、こそばい」
「こそばいって、ちょっとボディシャンプー塗っただけやろ?」
「だってこそばいもんはこそばいもん」
「もうええわ、あとは自分で洗い」
「ええ?ヒカルが洗ってくれるんちゃうの?特にココ」
ボコッという音が浴室内に響いた。
「いったー!!何すんの?ヒカル」
「いいから、ちょっと椅子座り。頭はオレが洗ったるから」
「わかった…。でも、やさしいしてな」
「ハイハイ」
☆
その2へ続く