翔ヒカとともにずっと望んでた翔櫂も、もう新しいのは観れないのかと思うとさみしくて…。
なので自分で書いちゃいました。(・ω・)/
翔×櫂の2次創作ストーリー。
翔ヒカとはまたちょっと違う翔くんを書けたでしょうか?
櫂くんは?
とかとか、色々気になるものの
読んでください。
楽しんでもらえたら幸いです。
☆ ☆ ☆
「櫂」
「あっ、翔くんもトイレですか?」
「いや、違う」
少しさっきまで飲んでたときと雰囲気の違う翔に首を傾げる櫂。
「えっ、あっ、ちょっと…」
櫂の背中に密着するように翔が身体を合わせてきた。
「翔くん?」
洗面台についている櫂の手に手を被せ、櫂の耳元に唇を寄せる翔。
「とぼけんでもええで…」
「えっ?」
「俺のコレが目的で来たんやろ?」
そう言いながら翔は股間を櫂の腰に押し付けてきた。
「いや、オレ、そんなつもりじゃ…」
「じゃ、なんなん?」
言葉ではそんなつもりじゃないと言いながらもそういう期待がなかったと言いい切れない気持ちが櫂の語尾をにごらせ、翔はそこに付け込んでくる。
「うそ言わんでもええねんで。正直になったらええやん…」
「あっ…。」
翔の手が櫂の手の甲をすべり、腕、肩、腰、胸へと手を伸ばしていき服の上から櫂を撫で回す。
「仕事以外で俺にされんのんイヤ?」
翔に服の上からとはいえ身体を撫で回され感じ始めている櫂に翔を拒む理由はなかった。櫂は言葉で返事するかわりに上半身をよじるようにして顔を翔の方へ傾けた。その目は濡れ口はわずかに開き何かを求めている。翔はその求めに応じるように唇を重ねていく。
「櫂、ベッド行こか…」
「はい…」
☆
「櫂…」
少し湿った声でそう名前を呼ばれて濡れた瞳で見つめられるともう駄目だった。上からのしかかられ抱きしめられ髪を軽くかきあげられるともう櫂の意識は翔に抱かれることでいっぱいになりそうだった。
「櫂…、今日は二人っきりやな…」
翔が耳元でささやきながら櫂の身体をまさぐってくる。その翔の手の動きのひとつひとつに櫂は敏感に反応を示す。だけど、いつもは撮影でカメラやスタッフがいる前でだから敢えて自分を入り込ませてる部分があるけれど今日は違う…。誰の目もない二人っきりだと思うと櫂はその反応を逆に抑えてしまっていた。
「なに?そんな恥ずかしがらんでもええやん…」
翔にそう言われ、弱いところを触られてきてもまだ櫂は自分を開放しきれなかった。
「ん?二人っきりやと逆に緊張するか? 別に何も痛いことせえへんし、俺にまかせとき…」
翔の唇がやさしく櫂に触れていく。手に取った櫂の手を指をキスしていき、胸を撫で唇に唇を落としていく。やさしくやさしく唇で唇をとらえ翔は櫂の唇を味わっていく。翔のキスで櫂の抑えていたものが徐々にとけていくように唇と唇の隙間から櫂の喘ぎ声がもれだしてきていた。
唇と唇の間からもらす櫂の声に満足し翔は唇を別の場所へ場所へと移していった。櫂は翔の動きに声を抑え切れず感じるままに喘ぎ声を吐き出していった。
☆
「ホンマ、女の子みたいな反応するな…櫂は…。こんな立派なモン持っとうのに…」
「あっ、やっ…。」
おもむろに手に握ってた櫂のモノを咥えしゃぶりだし意地悪なほどに翔は櫂を追い詰めていく。
「あっ、ああっ、翔くん…、やっ、あああっ…」
何回も追い詰めては止め、追い詰めては止めを繰り返し、翔は櫂で楽しんでいた。
「翔くん…、もう…」
「もう、何? 櫂…」
「…。」
「どうされたい?」
「…ください」
「ん? 何?」
「入れて…」
「入れてほしいんか?」
こっくりとうなずく櫂。
「…じゃ、その前に俺のも舐めて大きくしてや…」
櫂の目の前に差し出された翔のモノはもう充分に硬く隆起しているようだった。それを櫂は自分の口でも確かめた。確かめたそれは充分な硬さを持っていたけど、櫂の口中で刺激され更に硬さを増した。
「ああっ、めっちゃ気持ちええ…。気持ち良過ぎてアカン…」
翔の腰にすがりつくようにして翔を咥え頬張っていた櫂を引き剥がし押し倒すとすぐさま櫂に受け入れ態勢をとらせた。
☆
「櫂…、入れるで…」
「はい…」
グッと押し当てられ押し入れられる感覚。少しの違和感と抵抗のあとに来る快感。櫂は翔に与えられる快感に溺れていく…。
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後書きです。
一応、終わりというか一区切りです。
この後ふたりはどんな関係になっていくのかな?エッチ後はあっさり普通の先輩後輩の仲に戻るのかな?気になるところです。
で、私の書いた翔櫂ですが、あっさりライトなものになるかと思ってたら書き進むにつれ、どんどん耽美な官能小説っぽくなっていくんで焦りました。
意識してなかったところでこのふたりに耽美なイメージ持ってたのかな?と疑問に思いつつ〆です。
最後まで読んでくれてありがとう。(´∀`)ノ